異世界に飛ばされたら。

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オッス!オラ銀河! 七ツ集めると願いが叶うっていうボールを探して旅してんだ! ・・・ゴメン。嘘。 俺は銀河。あ、名前な。これ。 フツーの高校生だ。 ・・・ゴメン。これも嘘。 ちょっと違う所がいくつかある。 今日は学校が休みだったんだよ。んで、友達の愛田ってヤツと街をぶらぶら歩いてたらさ、何か変な模様が地面に書いてあったんだよ。 落書きとか、そーゆーのじゃなくて、マンガに出てきそうな感じの魔法陣?って奴? んで、何の気無しにその模様の上に乗ってみたら・・・ 「・・・どこだココ?」 気付いたら変な部屋にいた。 海外映画に出てきそうな、壁も床も木で出来てて、電気じゃなくてランプがついてる部屋。 アルプスの少女ハイジの小屋を、少しパワーアップさせた感じ。 「・・・アレ?そーいや愛田は?」 一緒にいた愛田がいない。 もしかして俺だけここにワープしたのか!? キョロキョロ辺りを見回す俺。 ・・・ あ。 床に首から上が突き刺さっている愛田を発見。 見事にバランスとれてる。綺麗にひっくり返ってる。 「おりゃっ!」 愛田をダイコンのように勢いよく引っこ抜いた。
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