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｢雫、今日は帰りは
遅いのか?｣
ダンディーな声を
発するのは私の父
安西当麻です
｢うん、今日は
朝子とカラオケ行くの｣
｢そうか、友達を
仲良くするのは
いいが、余り遅くに
ならないようにな｣
｢うん、わかってるよ
父さん｣
とまぁ、とても
素敵で優しい自慢の
父親なのだが・・
｢母さん! 僕に
玉ねぎは猛毒だって
言ったろう!｣
父は黒光りする
体毛に覆われていて
いつも舌を出している。
｢人間時代のままでは
困るよ!｣
父は・・
玉ねぎが猛毒というように
｢僕は今、ドーベルマン
なんだからね!!｣
犬だ
まじで
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