来店①

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「もう少し…細かったらなぁ…」 ため息まじりの独り言。 圭織は下腹をさする… そんな様子をチラチラと見る若者… 圭織の独り言は止まらない… 「何よ…ちょっとばっかり若いと思って。アタシだって…このお腹の肉がなければ…シワがもっと薄くなれば………」 目尻のシワをおもいっきり引っ張る… 「クスクス」 「いゃあねぇ~」 「おばさん、声デカすぎだしぃ~」 すれ違う若者に笑われる。
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