自我と性のまどろみ

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中学入学おめでとう 黒板に書かれた文字 僕には呪いの言葉にしか見えなかった ――がっこうがきらい 中学校の最初のクラスに絶望を感じた 小学校の時の友達はみんな違うクラスに固まっていた。 ぼくは最低最悪な奴と同じクラスになっていた ぼくを小学校の時から目の敵にして、事あるごとにちょっかいをかけてくる男 佐多。 ぼくはいつも耐えていた。楽しくない中学生活は佐多のせいでより一層、絶望的なくらいぼくを追い詰めていった。 イジメに近い悪口合戦… ぼくは腕力はあったから、肉体的なイジメにはあわなかったけど、執拗なまでの嫌がらせに参っていた
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