☆痛み☆

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茜「――…で?何で瀬井はそんなに隅っこにいるんだ?…よくカセットかまえるよな」 私はラジカセの前で堂々と座ってんのに対して、瀬井は扉と壁の隅に背中を預けていて…距離は結構離れている。 私、機械かまうの嫌いなのだ。 ――ゲームとかならまだしもねっ♪ 少しだけ、瀬井は焦っていたけど…その意味は全然理解出来ない。 瀬井「えっ…ぁ、いやぁ……ここ…涼しいからさ」 挙動不審め。これも追加しておこう。 茜「瀬井らしい答えだな」 瀬井「…茜さんは少しは機械かまえるようにして下さいね」 それを聞いて私は自慢する。 茜「機械だけじゃないよっ!私は料理も裁縫も苦手なのさっ♪…咲夜と違いますからぁ」 瀬井「自慢になってない…」 私はその突っ込みをスルーしといた。 それより、咲夜とは――河合 咲夜【かわあい さくや】 …私の親友のような、悪友のような存在で、いつも一緒にいてくれる。 一言で言えばオールマイティー…だね。 つまりなんでも出来るってこと! なんと、そのほとんど完璧な彼女は…私の前の席なんだ。image=218611346.jpg
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