彼氏の兄

11/15
前へ
/212ページ
次へ
「蝶子、帰ろう?」 「うん。」 それぞれのグループから離れて、私と啓太くんは一緒に帰る。 1日のうちで2人になれる唯一の時間。 たかだか駅までの短い距離。 ケンカをするのはイヤだった。 …でも、壮一郎さんがいうように黙っているのは、啓太くんに悪い気がする。
/212ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1766人が本棚に入れています
本棚に追加