イレブンチルドレン

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恭治朗は静かに語り出した。 「………私はある組織の幹部でね、その組織の研究室では沢山の孤児を集め、こども達の体を使って研究をしていた。歩は、ある研究員のこどもなんだ…。沢山のこども達が研究の中で死んでいった。最終的に生き残ったこども達は11人だけだった。我々はこども達をイレブンチルドレンと名付けた。歩は、そのイレブンチルドレンの中の一人なんだ…。そのイレブンチルドレンを全員集めなければ核のキーにはならないんだ…」 「じゃあ、あと歩の他に、後10人もいるのか!?」
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