生涯一冊だけの小説

恋愛心

みんなも経験してるよね?好きって思う気持ちを…小学校の時なんて誰君が誰ちゃんの事好きなんやってって噂なんてすぐ広まったりして。でもそれも一部の子達だけで、おとなしめな子達には関係ない話だったりして。僕も関係ない子達の方で、女の子達とはしゃべれなかった。保育所の頃からかわいいって思える感情があるからにはやっぱり、僕もその輪に入りたいとは思っていたと思う…中学生になってみんなやっぱり大人びいていく…みんな付き合っていく…早い子達なら中1とか中2で関係を持ってしまっていた。その頃なんてやっぱり興味あるよね?僕にとってめちゃくちゃ羨ましかった。
僕の周りみんなもう初体験をしているわけで…
そして何故か僕の友達達は女子に人気があるのだ!!周り全員といってもいい!みんな女子達としゃべっている。しかも、楽しそうに…何故?おもしろいぐらい俺には寄ってきもしない…そうなんです、みんな個性があります、男前もいてます、かわいい子もいてます、歌が上手い子もいてます、話し上手な子もいてます、おもしろい子もいてます、簡単な事でした。
考えてみれば私にはなんの特徴もないのです。しかも女子相手だと緊張して何も喋れないという男だったのです。これで男前や、かわいい顔してれば喋れずとも人気があったのに…生まれもってハンデを背負っているにも関わらず、トークもできない。そりゃ～モテるはずがないに決まっている。ついでに勉強に運動もまるでダメ、今から考えれば当たり前の話である。僕がちゃんと付き合えるようになるのはもうちょっと先の話である。