生涯一冊だけの小説

僕の誕生。

昭和61年、10月11日、別に寒くはなく暑くもなくなんてない日に僕は生まれた。
富山県で生まれたんだが三才の時に和歌山にきたのであまり記憶にない。。和歌山にきた理由は母親が離婚して和歌山の親戚の所にきていたからだった。
その当時僕には一人だけ妹がいた。そして母は再婚し、また妹が増えた。幼い頃の僕は再婚相手が本当の父親だと思っていた。事実を知るのにはもっと先の話である。保育所に通い始めたが人とどう接していいか解らず結局イジメられていた。 ある日僕は怒ってスコップを投げたら相手のホッペタをかすった。
それが問題になり僕の親は相手の親にひら謝りだ、なぜそんな事したの?と言われても僕は答えれなかった。イジメられてたなんて言える訳がなかった。そんなつまらない園児生活を一年間送っていた。その頃から恋愛心はあったのかもしれない、かわいいって思える子がいたのだ、僕にとってはとても衝撃的だった。でもイジメられっこだからどうしても接しにくかった…だけど見てるだけでもとても僕は幸せだった。
結局何もないまま卒園してしまった。もう出会う事もないだろうと思っていた…。