船の上

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部屋から出た甘寧は、頭を抱えた。 「ってぇ、まじかよ…」 ありえないと思った。 昔、あの話を聞いた時、甘寧は鼻で笑った。 そんな事起こるはずがない。 でも現実に、あの娘が現れた。 そして、さっきの話… 嘘をついてるような瞳ではなかった。 「さて…どうすんか…」 甘寧は、頭をボリボリかきながら歩きだした。
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