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普通になにごともなく過ごして来た中学一年と二年、そして中学三年の夏、この夏にまぃの人生は、変わったかなぁ。
1998年この夏にあなたに出会ってなければ今頃どんな人生を過ごしているだろ??
中学三年の夏休み元々勉強もあまりできなぃ私は、高校受験なんか関係なく妹やいとこや友達と遊んでた。
遊ぶと言っても誰かの家でCDを聞いたりたわいのない話をしたりする感じ。
その中で彼氏がいたのが妹の友達の久美。
久美は、四人の中でも一番何をするにも早い。常に流行について行き、今どきの女の子だ。
いとこの里緒は、小さい時から姉妹みたぃに育って来た。この夏休みは、ほとんど一緒に過ごしていた。
妹の歩は、私の年子の妹、しっかりしていて四人の中では、姐御的存在。
そんな四人で夏休みをワイワイと過ごそうとしていた。
終業式が終わって里緒、歩と私が公園にいると久美が彼氏を連れて来た。
久美の彼氏の名前は、正人。私の中学の一つ上の先輩で、私も中学でょく見かけた事のある人だった。
その先輩、正人が連れて来た高校の友達の山本君。
見た瞬間、私と妹は、同時に
『あ~っ!』
と声をあげた。
その山本君は、昔小学校二、三年の時に喧嘩した相手だった。
男一人の山本君に私達女五、六人で文句を言ったり物などを投げてた。
その後山本君は、転校し、その存在すら忘れてた。
何年も会っていなかった山本君を見ても分かるぐらぃ変わってなかった。
ぶっちゃけ私は、カッコイイと思った。
その時は、昔の事なんか気にせずみんなで色々話して解散した。
家に帰った妹が私に、
『山本君がお姉ちゃんかわいいって、付き合って欲しい』みたいな事言ってたでぇ。
と言われ私は、妹に
『そんなんぁりえずはずないやん』
とか言いつつも心の中で喜んでいた。
それから山本君と会う事も話す事もなぃまま七月の終わり頃に久美伝いに山本君から連絡がぁり、
『付き合って欲しい』
と言われ、私も彼氏が居なかったし夏休みゃし彼氏居ないのも淋しいと思いなりゆきでOKした。
その時には、久美は、正人と別れ正人は、里緒と付き合っていた
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