浜崎あゆみ雑誌録画

雑誌

98･5月の記事
porker faceの裏側

音楽との出会いは？

「音楽はいつもあとからついてくるもの。
耳から入ってくるものより目から入ってくるもののほうが大きかった。
ＣＤよりビデオ。
ある映画を好きになるとその音楽が好きになる。
今好きなのはローズのサントラ。
小さい頃から音楽には興味なかったし、歌手になりたいと思った事もなかった」

じゃあなんで歌手になったの？
と聞こうとしたが先に映画の話題を振ってみる

「でも映画ファンというわけでもない。
ただ好きなものは何回も観るんですよ。
何ヵ月もそればっかり。
ちょっと前は
ベティ･ブルーだった。
でも出掛けなきゃいけない時は見れないじゃないですか。
だからサントラ聴くんです。
音楽を聞くと頭の中で映画が勝手に流れてくるから。
アニメも
ちびまるこちゃん、サザエさん、名探偵コナン、は全部見ました。
最近ではジャッキーチャンを観てます。
私の最近のブームは酔拳なんです(笑)」

のんびりしたトークだがこうだからこうという話の因果関係はしっかりしていて思わず納得させらてしまう。
カラオケで歌ってるとこを見いだされてデビューに至ったようだが、当時はデビューという言葉を聞いても

「ふーん、としか思わなかった」という

ボイトレ、ダンスと言われるがままに通い始めても

「つまんない。面倒くさい。どうしようかなぁ」
としか思えなかったらしいが、そんな彼女が劇的な変化が訪れたのは、歌と勉強のため、ニューヨークに行って(放り出された？)からだ。

「知らないところにひとりで行くのってコワイじゃないですか。レッスンに行っても先生ともしゃべれなかったし。
考えが甘かったから衝撃を受けて、１週間くらい誰とも会いたくない、しゃべりたくない状況になった。
何がショックだったかわからなかったけど、ショックだった。
なんでここにいるんだろ、たぶん周りがすごい速さで進んでいるのに、私はついてけなくて、なのについていってるフリをしていたからだったと思う。」