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「だって煌の奴が~」
俺の事バカ呼ばわりするんだぜ~
こんな素直で人気者の瞬くんにひどいと思うよな、なっ?
この際だから味方につけようと宮田を見て、俺は固まった。
「……そういえば、こんなくだらない発言の為に、俺のハーゲンダッツをお前は奪ったのか?」
宮田の口の端にちょこっと付いてるんだよ、俺が食うはずだったクッキー&クリームが!
「かっこよくて優しい瞬くんは、心が広いから怒ったりしないよな?」
俺の視線で宮田は慌てて舌で舐めとると、引き攣った笑顔を見せた。
宮田…、心にもない事言うからそんなぎこちない笑顔になるんだろうが!
「煌さーん、お助けを~」
「頼むから出て行ってくれ」
ドタバタと宮田を追い駆け回す俺達に、煌は呆れた口調で言い放った。
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