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「よしゃあ!サクサクしまくり☆」
ティカがリオレイアに向かって
ナイフを取り出した瞬間。
「ギャァアアアア!」
…強敵!ゲネポス現る!
ティカはマヒった。
「うに~…☆1分経ったら
強制転送されるのにぃ…」
「スタオーか、っての!」
そう言ってるうちにレンは
尻尾までサクサクを終えていた。
とてとて…とロイツに
近寄ってきて…
「………紅玉…。」
と手に持っていた物を
見せてくれた
「おお?羨ましす。俺も…」
桜火竜の尻尾!
「…くそ…」
まぁ、そう
うまくいかないのが
世の中の道理である。
「あ~ん…私も~☆」
と、立ち上がったのはティカ
そして…
ババッ!
ロイツとレンは手を挙げて
クエスト終了~!
「ひ~ん!私まだサクサク
してないのにぃ~☆」
結局、最後まで空回りな
ティカであった。
「うがぁぁぁぁ!!☆」
「はぃはぃ…強制転送だ」
ロイツはティカを引っ張って
砂漠をあとにする。
その後の報酬で、
レンとロイツだけ
逆鱗を手に入れたことは
語らぬべき…
だったであろうか…。
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