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「………………。」
レンは喋らない。
というのも、ほとんど口を
開かないのである。
「ね、レンタシ☆今から
ドスランポス狩ろうよ♪」
「なっいいだろ?
紅玉の息抜きに軽く
滅るくらいさ」
「………………。」
「あ、あからさまに
嫌そうなカオしてる…☆」
「ま、まぁリーダーは
フルフル戦に帰ってきた
ばかりだし…
中落ち手には入った?」
するとレンはニコッと笑い
桜色の腕を見せてくれた。
「これで桜一式揃ったね☆」
「じゃあ
今度はみんなで狩ろうぜ!」
「………………。」
するとレンは自分の腰に当て
小さな声で
「………リオハート…。」
と答える。
どうやら雌火竜亜種を
狩りたいようだ。
それを察知したロイツは
早速ギルドのやる気ない
メイドに声をかけ
行き先は決まった。
砂漠に住む女王
少し前に
討伐されたばかりだが
別の雌火竜が現れたそうだ。
「あいつら
すぐに沸いてくるよなー」
「仕方ないよ、バカだもん☆」
「だから
バカとか言うなって…」
「だって、しんでもしんでも
倒されに来るなんて…アホ?」
「…お前
逆に倒されたら笑うぞ…」
「いいよ☆」
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