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「暑ぃなぁ…」
「クーラードリンク飲んでも
変わんねー☆」
「………………。」
砂漠の暑さは尋常ではない。
乾燥しているため
喉が渇きやすく
火山のジメジメした空気とは
また、別の感覚に陥る。
「ろんく~ん…敵どこ~?」
「…お前、自動マーだろ」
「………………。」
なんともバランスのとれない
三人だった。
…。
道中のアプトノスを
とりあえず蹴っ飛ばし
桜火竜のいる場所へ
向かうレン達一行。
すると…。
「いた」
「いるねぇ☆」
「行っとく?」
「行っときますか…☆」
ランサーロイツと、
双剣士ティカ…今回は
片手剣デットリィタバルジンを
取り出し
桜火竜討伐に向かう!
「ザコは任せたぜ、レンタシ!」
「…………ん…。」
これは、ただレンが
のけ者にされた訳ではない。
今回レンが持ってきたのは
飛竜刀【楓】
太刀を持つものは、
まず、戦闘準備を
行わなければならない。
ロイツたちは、その時間稼ぎを
レンに与えているだけである。
「さぁて、桜ちゃん☆」
「じっくり痛ぶってやろう!」
ティカは道具をあさくり出した。
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