濱田壮吉

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深夜、もう人が少ない。 (今日も客が来ねぇな。これだから歩合制は困る。今月も期待できないな) そう思っていると、前方に手を挙げている女性がいた。 「どうぞ、どちらまで行かれますか?」 「○×マンションまでお願いします。」 ぶ、ぶーん タクシーは走り始めた。
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