プロローグ

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他にも細かく書かれていたが、植山はここまで読むと声を荒げる 「ふざけるなっ!!」 バンッー 会議室にはファイルを机に叩きつける音が響く 「こんなこと私が許可するとでも思っているのか!?子供やお年寄り、病人はどうなる?これだと、真っ先に狙われるじゃないか!!」 植山は宮田に言い寄る 「だから、参加は自由って書いてあるじゃないですか。参加しない者からも、五人ランダムで選ばれる。私はいいと思うんですけど…。それとも、もっと良い案が他にあるんですか?」 宮田は植山とは違い、冷静に振る舞い、植山の口攻撃をかわしていく 「くっ、それは…」 すぐに、代案など浮かぶはずもなく言葉に詰まってしまう
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