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僕は気が付いたら(物心が付くとも言う)、千葉県に住んで居た。
2階建てのアパートで少し細長い、何処にでもあるアパートだ。
ちょとイカツい渋めの父と綺麗系の母、親の血か、顔立ちのいい兄貴が2人の家族達。
僕は末っ子の3男だ。
平凡な、少し幸せ風味な家族だ。
本筋を行こうか…
僕の一番始めの記憶は…
何歳の時か忘れてしまったが、保育園に通ってるぐらいだったと思う…
そう…住んで居るアパートの階段を降りた所の柵の向こう側にある一軒家。
そこの庭に独りで泥遊びをする少年。
明らかに僕よりも年下だった。
それを見て、何故か…
「ねぇ!何してるの?
僕と友達になろうょ!?」
そう話し掛けていた。
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