初めの記憶

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少年と遊ぶ様になり、その子の母親にも歓迎された。(顔は忘れたが) 記憶は曖昧だが、仲良くなったが特になにがあった訳でもない。 保育園には母のバイク(ヤクルトレディだったのでジャイロXという50ccの原付き)で脚の間に隠れ通っていた。 勿論、お巡りさんに注意された事もあるが… 当時、保育園にはある女の子2人と仲が良かった。 一人は、とても可愛く、子供ながらに僕はその子が好きだった。(以降、名称ちよちゃん) その子と仲の良いもう一人はお世辞にも…可愛くなかった。(以降、名称かよちゃん) 名前が似ているということで2人は仲が良かった。 かよちゃんは「ゆうた君(作者)が好きだもん♪」と何かの話の流れで言った。 俺の事が好きだと言ってくれた。 子供は残酷なもので、悪気は無いにしろ、ハッキリキッパリ気持ちを言うものだ。 俺は告白されて(ちよちゃんも横にいた)、答えた。 「僕はちよちゃんが好きなの!!!」 その後も仲の良い3人… 失恋とか嫉妬とか醜い感情をまだ知らない保育園児… 純粋とはこういうことなんだろぅか… 羨ましい…………
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