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いったい何故こんな事に・・・・・
その者には疑問しか浮かばなかった。
「私は魔王なのに・・・」
不意に呟く。
「魔王様!!!勇者共がすぐそこまで迫っています!!!早くこちらへ!!!」
魔王は城の地下を目指しひたすら走った。
タッタッタッタッ・・・・・・
確かに私は魔族の王だ。
だとしても私が何かしたのか?
何故こうなったのだ?
「見つけたぞっ!!魔王・・・覚悟!!!」
勇者の仲間が魔王を見つけそのまま切り付けてくる。
「ええい!!!邪魔をするな!!!!!!!!!」
魔王は左手に魔力の塊をつくりそれを打ち放つ。
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