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打ち出された魔力は勇者の仲間に当たりそしてその者の体が業火に焼かれる。
「他の者はどうなっておるのだ?」
勇者の仲間を倒した魔王が部下に訪ねる。
「残念ながら魔王様と私以外にはもう残っておりません。他の者は人間側に寝返っております。」
「・・・・・・そうか・・・・・・・・私は・・・・・・裏切られたのだな・・・・・・・・」
落胆する魔王に部下が言った。
「それは違います!!!魔王様も他の者も騙されているのです。奴さえどうにかすればまた平和が訪れます。その為には魔王様が今いなくなる事は絶対に避けねばなりません。」
「わかった。では急ごう。」
部下のその言葉を聞いて魔王は新たな決意をした。
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