骨董品

5/9
前へ
/112ページ
次へ
俺がそんな不純な事を考えているとき、 ガリガリ・・・・・ガリガリ・・・ガッガッ 何かを引きずる音が聞こえてきた。 (なんやろこの音?) ガチャ 「お・お・ハァハァ・お待たせ・ハァハァ・しました・・ハァハァハァハァ・・・・・」 「・・・・・・・大丈夫・・・・です?」 そら驚いた。 部屋に戻ってきた蛍はハァハァ言ってバテバテになっている。 「だ・だ・だ・大丈夫です!ハァハァハァ・・・・」 やっぱあかんやん。 言うても80歳のおばあちゃんやねんから・・・・ 「とりあえずこれを・・・・」 ハァハァ言いながらも蛍は後ろを指差した。
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

85人が本棚に入れています
本棚に追加