骨董品

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なんとかアパートまで持って帰ってきた俺やけど 「ほんまに重たいがな・・・」 「あのアホ蛍・・・・元に戻っても変わらんかったし・・・・・ほんまに会長の言うてたんと同一人物なんかいな?」 ガリガリ・・・ガッガッ・・・ガツガツ 「このボケが入口で引っ掛かってもた。くそっ・・・・たれがぁぁ・・・・・・!!!!」 ガコン 気合いで鏡を部屋に入れた俺に美嚢が声を掛けてきた。 「兄さんなにやってまんの?」 「ハァハァハァハァハァハァお前のアホ娘のハァハァハァハァせいやハァハァハァ」 「アホ娘って・・・・・・蛍の事・・・・まああれはしゃないがな。」 「しゃないですますな!俺がどんなけ苦労したかわかるか?いったいどんな教育を・・・・・・・・やっぱもうかまん。」 美嚢を見て改めて気がついた。 美嚢もアホやったんや。
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