16人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
私を今だけ素直に
させてください。
春の大会、見に来たら
ﾎｰﾑﾗﾝ打ってやるよって
言われた時は
本当に嬉しくて、
また貴方のこと
好きになった
自分が居ました…
貴方に好きな人が
居ると知っていたのに。
私が貴方に
『もう私のこと
忘れて下さい』と言って
もう一ヶ月以上経ちました。
あれから忘れようと必死で、
貴方だけのﾒｰﾙﾌｫﾙﾀﾞも
貴方からもらった言葉たちも
初めて試合を見に行ったときの
真剣な眼差しでﾌﾟﾚｰする
貴方の画像もすべて消して
貴方の記憶を
貴方の思い出を
消せたら…と
何回思ったんだろう。
目の前にある物を消せても
さすがに心の中までは
消せませんでした。
大会に行く前に
メールしたかった。
『頑張れ』って言いたかった。
でも、貴方に
メールすることも出来ず、
貴方を心配することしか
出来なかった。
『もう好きじゃない』って
友達に言いながらも
貴方の怪我した足を
いつも心配してました。
貴方のことを
いつも思ってました。
貴方のことしか
考えていませんでした。
大会見に行くっていう約束
破ってごめんなさい。
貴方に面と向かって
言えないから
この場をかりて…
『今日はお疲れ様でした。』
_ …GOFORTHｮﾘ
最初のコメントを投稿しよう！