誕生

3/4
前へ
/73ページ
次へ
産まれてすぐ東京に引っ越しになりました。父が祖父から続く呉服関係の仕事を継いだためです。 当時世の中は好景気で家は今考えれば完全に金持ちだった✨買い物にいけば父が僕を肩車して両手にはブランドものの大きな紙袋を持って。子供だった僕にとってはブランドなんてわかるわけもなくオモチャに夢中だった✨ 買い物に行くにもどこにいくにも肩車してくれた父。 よだれだらだらで頭がよだれだらけになっても笑って肩車してくれた父。 ヒゲがあたって痛いと言っても僕に頬擦りしてた父。 今にして思うけど父にとって男の子ということもありよほど嬉しかったのか非常に可愛がってくれた🐱僕もいつか子供が出来た時には同じことを子供にもしてあげたいと思ってます😆(バカかな?) 僕にとって理想の父親像は偉人でもなく芸能人でもなくこの時の父です✨
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加