病院の中をさ迷う母子の霊

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数年前に 大学を中退した私は 友達の紹介で 産婦人科に面接に出かけた。 そこは 町外れの小さな 個人病院で 年をとった院長と看護婦が一人で やってる病院だった。 昔は 産科もしていたらしく 看護婦も何人もいて 賑やかな感じだったのだが 院長が 年をとり 跡取りも出来ないまま何時しか 産科をやめ おろす専門の病院になってしまった。 そんな病院の扉を私は、面接をするため開けた。 ギィギィギィーッ
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