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誰かの為に生きるという
思いを込めた旗を抱き
拾ってきた笑顔の中に
自分の笑顔だけ見当たらない
いつか聞こえた泣き声を
ずっと探して来たんだね
すこし時間が掛かっただけ
自分の声だと気付くまでに
星は廻る 世界は進む
おいてけぼりの心の中に
微かでも 見えなくても
命の火が揺れている
風を知って雨と出会って
僕を信じて燃えている
ここに居場所はないという
涙で濡れた土の上で
倒れそうな旗をいつまでも
支え続けてる人がいる
汚れた猫が歩いていく
「行き」の道か「帰り」の道か
支えてきた旗を今まさに
引き抜こうと決めた人がいる
旅立つ人よ
その行く先を
照らす明かりは君の中に
微かでも 見えなくても
命の火が揺れてる
歌うように 囁くように
君を信じて燃えてる
旅立つ人よ
声が聞こえる
「愛しい人よあなたの中に」
星を廻せ 世界を掴め
僕らの場所は僕らの中に
どんなときも
微かでも 見えなくても
命の火が揺れている
風を知って雨と出会って
僕を信じて燃えてる
歌うように 囁くように
君を信じて待ってる
微かでも 見えなくても
命の火を見つける
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