二度目の夏

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達哉は、芹那の口唇、頬、おでこ、耳、首筋・・・キスをしたり、口唇や舌でなぞったりして愛おしむ。 優しく。 優しく。 ときに強く。 くすぐったいと言っていた芹那の言葉が、しだいに吐息に変わる。 脚を絡ませ、体を重ねる。 硬くなった達哉のモノが、芹那の下腹部に当たる。 ・・・達哉さん、反応してくれてる。 あたしと触れ合って、感じてくれているのかな。 嬉しい。 幸せ。 大好き。 芹那の鼓動が速くなり、体が熱くなる。 達哉の口唇は、胸まで下がっている。 両手で胸の膨らみを包みこみ、突起を舌で転がす。 達哉は熱く硬くなったモノを、芹那の花弁に当てて、ゆっくり動かす。 芹那の蜜が絡みつく。 達哉が動くと、いやらしい音が聞こえる。 「はぁっ・・・」 芹那の吐息混じりの声に、達哉の体温も上がる。 達哉はゆっくりと腰を動かし続け、芹那にキスをする。 芹那は顔を紅潮させて、目を潤ませている。 「達哉さん・・・」 こんな表情で名前を呼ばれたら。 達哉は呼吸を整えて、返事をする。 「なに?どうした?」 今すぐにでもめちゃくちゃにしたい衝動を、必死に抑える。 「すき・・・」 じっくり愛撫をしようと思っていたが、この一言で達哉の理性が弾けた。 「あぁっ!!」 芹那の花弁に当てていたモノを、一気に中に挿れる。 芹那への気持ちが、溢れてくる。 愛おしくて、たまらない。
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