雨の詩

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~雨の詩~   間違った恋だっただろう? 君に出会ってしまった 雨がしとしと降り続く憂鬱な午後 僕は小さな公園にたどり着いた 小さな木の下 初めて君を見つけたんだ 君は怯えた目で僕を見上げた 僕は君の手を黙って握り締めた 遠くで雷がなって君は不安そうに僕の手を握り締めた 君のぬくもりが寒いはずの僕を暖める 幸せってこうゆうことだろう? ときどき木の隙間から落ちてくる雨が僕を包む 幸せってなんだろう? 時々思うんだ 君に出会ったあの瞬間が僕の幸せ 君の手のぬくもり 僕の幸せ 憂鬱だった午後に光が差し込む 雨の日は憂鬱だった でも君に出会って雨の日が少し好きになったよ
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