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少女は夢をみました。
その夢は、将来の夢等ではありません。夜見る夢です。
その夢は、それはそれは悲しい夢でした。
少女は暗いところで、ひとりぼっちです。
少女は不安と恐怖で泣き出します。
けれど、どんなに泣いても誰もきません。
何も見えません。何も聞こえません。
あるのは不安と恐怖だけです。
少女は目覚めました。まず見えたのは白い天井です。
起き上がると濡れた枕が見えます。頬も濡れています。
外からは鳥の声が聞こえます。
少女は安堵して、笑いました。
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