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空気が
欲しい
呼吸が 出来ない
ねぇ、
きっとゆうやは優しいから
悩んだでしょ?
辛かったんだね。
俺は
空気みたいに
当たり前に居た
ゆうやを失って
呼吸が出来ないの。
ゆうや…
ゆうや…
終わりを知らない海みたいに目からは水滴がポロポロ落ちていった。
―ゆうや、ごめんね。
大好きで、大切だったのに気付けなかったよ… ゆうやの寂しさとか。
ゆうやの暖かさとか…。
失って気付くなんて手に負えない馬鹿だよ、俺。
どれ位走ったんだろ…。
俺は無意識に自宅に着いて、部屋に入ってて…
二人お揃いのタトゥーに
愛しさと悲しみを込めて
最期にキスをした。
END
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