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「あれ?二人ともここなの?」
あ、倉田。え、まさか俺の隣って…
「倉田何番?」
「22番!よろしくねッ」
なんと!
俺の隣が倉田!うーん、なんか嬉しいな。
失恋したとはいえ、倉田には空知がいるとはいえ!好きに近い友情を持っている女の子が隣なのは嬉しい。
生活に潤いが出るよね。
「お、よろしく倉田ちゃん!」
蓬が何故か嬉しそうだ、なんでだろ。そんな疑問を持っていると、蓬が耳打ちしてきた。
「良かったな、チャンスじゃんッ」
ボッ!
「バッ…!!おま…」
「照れんなバカーいやー青春だねーぬっはっはっはっ」
やっべ、いきなり言われてびびった。つい顔が赤くなっちまって…あー恥ずかしい。
そういや…倉田と空知が付き合ってるって事、蓬は知らないんだ。
俺が失恋した事も…
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