文化祭
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「ちょっ…どこ行くの!?」 由希は黙って未羽を引っ張っていた。 「由希…ゆき!!」 未羽が呼ぶとやっと気づいたように振り返った。 「…み…う…?」 由希の目は赤く牙が見えていた。 「…こっち来て。」 今度は未羽が由希を引っ張り空き教室に入った。
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