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「今日も可愛いわ。拉致されないように気を付けて学校に行きなさい。」
アキさんは私の頭を優しく撫でた。
「拉致されても、返り討ちにします。」
「頼もしい!!さすが夏緒とハルの子だわ♪
四季のボディーガード、今日もよろしくね。」
私の父と母、それと四季のお父さんとお母さんは学生時代からの親友で今も深い絆で繋がっている。
実は私の名前もアキさんとお父さんの冬野さんから取ったものなのだ。
「はい。行ってきます。」
アキさんは私の頭から手を下ろした。
私は学校に向かい歩きながら笑顔でアキさんに手を振った。
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