親の気持ち

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家に帰ると彼は娘と沢山話をした   しばらくは心配だし 娘に一緒に寝ようと言うと   「パパの布団は温かい なんか安心するからね」   そう言い そのまま娘は眠りについた   眠った娘の顔を見ながら   彼は心で呟いていた     迷惑なんかじゃない! 迷惑なもんか!   迷惑をかけてもいいんだよ   お前は俺の娘なんだから   迷惑なんて思って無いんだよ     パパにとって一番の幸せって何だと思う?   お前が幸せなってくれる事なんだぞ!   それ以上は何も望んでいないんだよ   だからお前は幸せになりなさい   それがパパの幸せなんだからね     彼は何度も何度も繰り返し   心で話しかけていた
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