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「助けてくれてありがとう
俺はマーレ よろしく」
握手をしようと手を差し出すと 少年はヴェルだと握手をしてくれた
ヴェルは俺と同い年なのに旅をしているらしい
「ヴェルはどうして旅をしているんだ?」
「秘密」
「うぇっ??」
「秘密だ」
指を口に当てて ニコッと笑う
即答で断ることないのに…
「とりあえず 俺の村にきてくれよ
みんなに紹介したいし」
「いや 俺は別に…」
「いいから いいから」
強引に腕を引っ張って ヴェルを連れて行く
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