地球へ思いを

彼女は、目から大粒の涙を流し俺の胸に顔を埋め頷く「……有難う……凄く、嬉しい……」彼女は顔を上げ真っ直ぐ俺を見た。瞬きする度に、流れ落ちる涙を夕日がオレンジ色に染めて行く　「綺麗だよ……」涙と共に彼女の想いが溢れ痛いほど伝わってくる。そんな感情を愛おしく感じ、その唇にキスをした。誰もいない海岸で、沈む夕日と波の音だけが俺達を包んで行くそして、この一瞬が、永遠に続くと思っていた

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