5月18日

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「実は…」     昨日の出来事を包み隠さずカナに伝えた。     「それって照れたって言うより、用事があって帰ったが正解なんじゃない?」     「い、言われてみれば… とゆうことは!!佐藤君は私の気持ちに応えたかったけど、大事な用事のために渋々帰ってしまったのね!!」  可哀想な佐藤君…いいよ、あなたの気持ち私ちゃんとわかってるから!!   私は上を見上げ、空に描いた佐藤君の顔を見て   「待ってて! 今すぐ私が行くからっ!!」    私はカナを置いて学校に向かい走った。       「って、ちょっと!? あーあ…どうしたらあんな考えになるのかしら… ま、こっちは見ていて飽きないけどね」   フフッと、妖しい笑い声を漏らすと1人突っ走る友人を追いかけた
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