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勝弥をそのまま、余り生徒が利用しない校舎の端の男子トイレまでズルズルと引きずってきた。
「おまっ、こここッあい💦」
余程動揺しているのかどこの国ともわからない言語を言い
「悪い、さすがの僕もその言葉は知らないよ」
とうとう日本語すら喋れなくなったのか…と哀れみの目で見つめボソリと呟いた。
それを聞いた勝弥は少しムキになったのか眉を吊り上げ
「ちげーッッ!お前なんでこんな物を貰ってるんだよ!!
あぁ、あれかっ!脅しだろ!!
こっそり呼び出してあの河相を脅したんだろ!!
ちーっとばかし外見が良くて頭がよくてスポーツが出来るからって、は~ら~た~つ~ッッ!!」
一言もつまる事なく早口で言い終わるとゼイゼイと走った後のように息を乱した。
そんな相手の苦労を俺は一言
「違う」
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