†晴れ時々嵐のち晴れ†

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「喧嘩でもしたの? ファイ君すごく怒ってたよ…」 スミレは私のところまで来て 優しく頭を撫でてくれる。 その優しさが涙を誘い私を素直にさせる。 「……知らない。 昼から機嫌悪かったし。 ……私が悪かったのかな。」 「喧嘩したのは初めて?」 スミレに聞かれよくよく考えてみれば 喧嘩なんてしたことがないことに気づき 小さく頷き肯定する。
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