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「まだまだ先生には及ばないけど
医者の卵として頑張ってるぜ。
最初は煙たがられたけど
今はそれなりに受け入れられてるし。
ホント、ナナシには感謝してるよ。
ナナシに会ってなかったら
俺は一生狭間の者として両親を憎んでいたさ。」
「そんな大それたことしてないって。
よかったね、医者になれて。」
「おう、まだペーペーだけどな。
……あっ。」
ライトは通りかかった子供に話かけ
怪我していた腕に消毒し始める。
表情が柔らかくなったからか
子供もすんなりとライトを受け入れた。
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