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『今日天気いいなぁ~。
うん、洗濯日和!』
この世界には洗濯機がないので
川で洗ってから近くの木と木の間に紐を通し
そこに洗濯物を干していく。
「やっぱり晴れた日の洗濯は気持ちがいいね、ライム。」
木の上で日向ごっこしている黒い猫の名前を呼ぶと
ライムは欠伸をして答える。
「まだ眠そうだね。
あ、そうだ、ファイが起きる前に洗濯終わらせなきゃ!」
私は洗濯物を干しながら鼻歌を歌っていると
ちょうど前を通る人が挨拶をしてきた。
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