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大山が部室につくと、そこには上田、溝口、渡邉、素子がいた
「よっ、どうだった?」
「予想以上の食い付き。こりゃ楽しめそうだ」
「頼まれたものも用意したよ~」
「それはそうと大山、今回何やるんだ?俺達は何をすればいい?」
「ん?今回はオレと素子さんだけでやるから、文化祭楽しんでていいよ」
予想外の答えに上田が早速噛み付いてきた
「おいおい…俺達まで部外者扱いする必要ねぇだろ?」
「だったら心理研究部代表でゲームに参加したら?」
「はぁ?許されるのかよ?」
「むしろ、参加しろよ。周りにやられるようじゃ心理研究部員クビっつうことで」
「言ったな…?やってやろうじゃねぇか!」
「ただ、代表1人だからな?誰が出るか昼までに決めとけ」
「言われねぇでもそうする!ヒデ、ミゾ!勝負だついてこい!」
「えぇ~…面倒だよぉ~」
「んじゃ大山、頑張れよ」
渡邉と溝口は半ば強制的に連れられて出ていった
「部長、これでいいのか?」
「まぁいいんじゃない?それにあいつらなら簡単に予選突破するでしょ」
「そうか。ただ私は何を手伝えばいい?私もゲームの内容を聞いてないのだが…」
「受付をやってもらいたいんだけど…」
そう言って大山は渡邉が用意したと言っていた鞄を手に取り、素子に渡した
「これは?」
「いいからいいから。開ければ分かるよ」
大山はそう言って部屋を出ていった
その直後、心理研究部室から放たれた物凄い悲鳴が体育館にいた生徒の耳にも聞こえたという
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