惑星ヴァイサス

11/19
前へ
/53ページ
次へ
戦艦の周囲にはパイレーツらしき影は見当たらない。   二人はアームキャノンを構えたまま、戦艦へ近付いた。     ……500M.....       ……200M.....   そして100Mまで進んだ時。   地響きと共にパイレーツ戦艦から警告音が鳴り響き、戦艦の周囲約300Mの地点の木々が裂け、機械が顔を覗かせた。     機械は戦艦の周囲6ヶ所に立ち並び、その間に白いエネルギーシールドが展開していた。   「フォースシールドか。」 トレースは皮肉そうに言った。   そして、気が付けばパイレーツが周囲を取り囲んでいた。
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加