プロローグ

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惑星エーテル:銀河連邦支部     サムスは至急コマンドルームへ呼び出されていた。           扉を抜けると、ここ惑星エーテル銀河連邦支部の指揮を行っているサヤ提督が出迎えた。     「やぁサムス、いきなりですまないが今回の任務について話す。」    「今度は何を?」     「数年前のパイレーツによる核暴発の一件、俗にいうNAHの一件で有名になった惑星テレスの視察を行ってもらいたい。」     「まだ何もしてなかったのか。」     「えぇ、あなたがこの銀河連邦支部に援助しに来てくれなかったらまだこの惑星にいた巨大生物の対処に困っていたでしょう。」     「あのNAHの影響を受けて巨大化した生物か。」     「そう。あなたはこの数年間、本当に良く頑張ってくれた。多分この任務が銀河連邦が完全に復旧するための最後の任務になる。」     「任務の詳細は?」     「惑星テレスに視察に行ってもらいます。そして、我ら銀河連邦にとって敵視される生物を排除してもらいたい。これは急ぐ任務では無いが万が一、スペースパイレーツ残党軍がまた同じ事を繰り返そうとしている可能性も十分ある。」     「了解。」     「幸運を祈る。」     サムスは足早にスターシップへ向かった。
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