扉の果て

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美牛は隣の病室の前にいた。 中から声が聞こえる・・・・・ 「香織!香織!・・・・・・・ううっうっうっ、お父さんは一年間ずうっと待っていたんだぞ・・・・・・ううっうっうっ・・・・・」 どうやら香織の父親みたいだ。 「香織ちゃん・・・・・・・・死んだかと・・・・・ううっ・・・」 母親も一緒にいるようだ 美牛 『なんか・・・・入り辛いな・・・』 美牛は部屋に戻っていった・・・・・・ 美牛の母 「どうだった?お友達・・・・・」 美牛 「なんか・・・・入れなかった・・・」
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