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翌日の学校。
大雅『だーーっはははははは!!!ハルなんだそれぶははははは!!』
頬に真っ赤な手形を腫れさせた俺をみて、大雅はずーーっと爆笑していた。
春馬『……悪霊のせいで散々な目にあったんだよ察して。』
大雅『察しようがねぇよぶははははは!!』
なんだこいつちゃんと殴ろうかな。
笑う大雅とどんよりする俺。
そんな俺の横を咲が通り過ぎる。
春馬『あ、咲ーー』
咲『喋りかけないでよ痴漢。』
もう咲からの好感度はダメかもしれんねコレ。
絶望する俺と笑う大雅。
大雅『まぁでも、そんなんなってるってこたぁ、悪霊のおかげでちょっといい思いはさせてもらったんだろ?』
春馬『………。』
……まぁ確かに、咲の尻を3回触れたな。
それをいい思いと言うのはまさしく変態なので言わんけど。
……どうせこうなるなら、あの時キスもしちゃえば良かったのかもなぁ。
春馬『……いやいやいやいやないないないない。』
何アホなこと考えてんだバカか俺は!
そんなことしてみてろ、今頃俺は肉片になってどっかに散らばってるわ!!
なので、悪霊に取り憑かれていいことなんか何もなかった!!
とりあえず、呪いってマジ怖い!!
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