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『瞬…っ!!』
眠らされてるのだろうか?殺されてしまったのだろうか?
「驚いたかい?大丈夫、彼は特殊なガスで眠っているだけさ。」
眠らされてるのならよかったけど、瞬まで巻き込むなんて…許せない。
「そろそろ目を覚ましてくれないとこまるんだよなァ…。」
【ボンっ!!】
男は瞬を蹴飛ばした。
『やっ…やめてぇ!』
瞬は起きない…。
【ボンっ!!】
今度は腹を蹴飛ばした。
「ヴあぁっ!!」
苦しげな声をあげて、瞬は起きた。
『瞬っ!!』
驚いたように私を見た。
「加奈…子?加奈子なのか?!」
『うんっ!!私だよ!加奈子だよっ!』
【ガンっ!】
「ぐあぁぁっ!!」
瞬は男に鉄パイプで殴られた。
ひどい…もうやめて。
こんなのイヤだよぉ…。
「あまり騒がないでくれるか?まぁ、役者はそろった、セレモニーを始めようか。」
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