一回戦『第二試合』

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バトルゾーンに着くと俺は少しも警戒していなかった。 時刻はまだ19時20分 何もかも順調に揃い俺はここについた。 おそらく俺の方が早いと確信していたからだ。 俺は入り口で腕時計を外す為に一度椅子に武器を置いた。 その瞬間 俺は何一つ警戒しなかった事に対して後悔する事になる。 稔が突然後から俺の腰の部分を蹴り飛ばしたのだ。 そして あっけなく武器を奪われた。 「直哉っ。油断大敵だぜ。」 稔は勝ち誇った様に俺を見下していた。
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